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【政治経済学部】住友電気工業株式会社・知的財産部部長の佐野裕昭先生による講義「変わる世界と知的財産」が行われました!

2019年07月22日

政治経済学部の実学講座、今回は、住友電気工業株式会社知的財産部部長・佐野裕昭先生にお越し頂き、「変わる世界と知的財産」というテーマでご講話頂きました。

佐野先生は、入社後、光ファイバや光ケーブルの研究開発を担当されましたが、その後、知的財産部に配属されます。研究者と知的財産の管理者の始点から、わかりやすく、非常に興味深い講義をして頂きました。

まずは、住友電工の歴史と事業内容です。電線・ケーブルに必要な技術を深く掘り下げ、周辺技術の吸収により事業領域を拡大してきます。そして、産業向け製品で多角化を図り、成功を収めます。2014年度以降の海外売上高比率は60%弱と高く、市場も海外へと拡大していきます。

次は、変化する社会と知的財産の役割についてです。

激変する社会で、常に自社の事業は継続出来るのかと自問自答し、時代の潮目を読むことが重要であると話されました。

また、現代産業の基盤技術は既に成熟を迎えており、2000年以降は情報通信( IT )分野を除き、技術の質的変化は少なく、そのため、デジタルネットワーク技術は、益々拡大し、産業を根本的に変化させる可能性があると述べられました。

そこで、知的財産(技術情報)のマネジメントが重要になるようです。

産業を育てるには、生み出された知的財産の保護が必須であり、それは企業間で直接他社の事業を攻撃できる唯一の手段であると話されました。また、技術公開の得失を考え、何処の国で知的財産権を取得するのかの重要性も説かれました。


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