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【政治経済学部】本学特任教授の山崎拓先生による講義「国際関係論的視点に立つわが国の外交・安保政策」が行われました。

2019年05月07日


4月22日(月)に政治経済学部「キャリア研究Ⅱ」において本学特任教授の山崎拓先生の特別講義「講義名:国際関係論的視点に立つわが国の外交・安保政策 概論」(キャリア研究Ⅰから通算6回目)が実施されました。

今回は、「外交三原則と沖縄問題及び中東問題-最近の時事問題からの考察-」というテーマでご講義を賜りました。

講義に先立って、47日、21日の2回に分けて行われた第19回統一地方選挙とその結果について触れられました。その流れを受けた形で講義では、(1)沖縄問題とは何か、(2)中東問題とは何か、の2つの視点からわが国の外交・安保基本方針について解説していただきました。

「(1)沖縄問題とは何か」では、①一連の選挙結果が示す辺野古アレルギー、②琉球処分の歴史をひも解く、③基地提供は安保条約第6条に基づく、の三点について各々資料をもとに詳細な説明をしていただきました。
そこではまず、山崎先生が2019412日(金)の毎日新聞「論点」において述べられた「政府の沖縄政策」についての記事に基づいて解説なさいました。
続いて資料に基づいて、2018年沖縄県知事選挙、2019年沖縄県民投票、そして昨日行われた衆議院沖縄県第3区選出議員補欠選挙とそれらの結果について述べられました。
その上で、1872年から1879年に行われた琉球処分なる歴史的背景、日米安全保障条約と日米地位協定に縛られる沖縄の現状について、その問題の根の深さについて言及されました。

「(2)中東問題とは何か」では、①わが国の対中東原油輸入依存度、②ペルシャ湾入口のホルムス海峡問題(平和安全法制)、③湾岸戦争、アメリカ同時多発テロ、IS(イスラム国)の跳梁にみられる中東起源のイスラムテロ、④パレスチナ紛争(第一次~第四次中東戦争)の尾を引くイスラエル問題、⑤エルサレムの首都認定及びゴラン高原のイスラエル主権承認などイスラエルを守る米国、の五点を切り口に資料に基づいて解説いただきました。


また、講義後は質疑応答時間をお取りいただき、学生からの質問に丁寧にお答えいただきました。



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